住んでいる街で2種類の伝統野菜の存在を知り
種を守り続けている波田野さんと出会い
地元の小学校で毎年半白胡瓜と馬込三寸人参を育てています。
今年は野口種苗のOさんから譲っていただいた藁を敷きこみ乾燥防止対策をしました。
可愛い芽が出てきました。
昨年は間引き会ができるほどの出来栄えでした。
今年もスクスク育ちますように。
Monthly Archives: 7月 2016
恩師
今月の雑穀を楽しむ会は
季節毎にミレさんの雑穀を楽しむ会にお越し下さる。
帽子作家のお師匠様御一行様?
今回も素敵なお客様をお連れしてくださいました。
雑穀料理は初めてと伺っていたので喜んでいただける初夏を感じる爽やかな
献立を考えました。
鯵はおろして昆布で〆てから出汁林檎酢で和えて、小鯛もおろしてカリッと香ばしく皮目を焼いてお出汁をたっぷり含んだ大根と一緒にバルサミコクリームで。
勿論雑穀も合わせて召し上がっていただきました。
今回使用した食器の一部です。
25年間使っているお皿は料理を引き立ててくれる心強い品です。
お疲れ様?
喜んでいただけて3歳の娘さんにも雑穀を食べさせたいとお話してくださり
嬉しいです。
また秋の膳にお越し下さるお約束をいただきました。
今月の雑穀教室
薬膳では梅雨の時期を湿邪と言われています。
カラダもむくみやすく、体調も崩れやすくスッキリしません。
こんな時期にお勧めは喉越しの良い麺類。
併せてビタミンB群の多い雑穀も加えてベトナム風フォーを中級クラスではご紹介しています。
数種類の部位の鶏肉を入れたスペシャルなスープでしっかり出汁をとりました。
また時間が経ってもパリパリ食感のかわらない揚げない春巻、出汁をとり終えた後の手羽元でスパイシーチキン、今回はスイートチリソースも手作りしました。
香菜、ライムの香る教室になりました。
可愛いゲストのCちゃんもMyエプロン持参でお手伝いしてくれました。
珍しい赤米のお酒のお土産も美味しく頂きました。
厳しい夏も元気で乗り切りまた9月にお会いしましょう。
9月は秋恒例キノコを使い雑穀と併せた献立で紹介いたします。?
畑にて種取りの勉強☘
江戸東京伝統野菜
食の文化を勉強している中で江戸東京伝統野菜の事も学びました.。私の住む街には何と2種類の江戸東京伝統野菜が存在します。
種を守り、作り続けている方はごく僅かです。 その中で繋がる事が出来た種を守り続けている波田野さんと地元の池上第二小学校 の三年生の生徒の皆さんへ馬込半白胡瓜と馬込三寸人参を波田野さん監修の元で育てています。
毎年テーマをかえてお話をしてくれる波田野さんはすっかり子供達の人気者です。
今回は胡瓜の一生。のお話をしてくださいました.。
種を取り、苗を作り、瓜科胡瓜の特徴の雌花、雄花が同じ苗になり
雌花の先には赤ちゃん胡瓜が付いている。そして種取り用に育て大きく色も姿も変わった胡瓜の姿。そしてまた種を取り次の年に再び種から苗を作る胡瓜を育てる。胡瓜の一生のお話です。
とてもわかりやすく子供達も実際に手に取り観察して体感しました。
現在は生活の変化も原因の一つとなり昔の野菜を育てなくなってお店ではなかなか買う事が出来ないけれど、種があれば土に植えて育てることで食べる事が出来る。また日頃食べている胡瓜も皆んなの生活に欠かせない野菜。野菜が育つまでの大変さを知って大切に食べましょう。
何故作り続けているのか?と子供達からの質問には食べて美味しいからだよ。
またこの地には沢山の畑があって馬込半白胡瓜を作っていた歴史を辞めるわけにはいかない。畑がある限り続けていく。とお話しされました。
地元育ちの江戸東京伝統野菜が無くならないように守り続けている波田野さんの熱い気持ちも胡瓜や人参と共に大切にしたい。と思いました。
最後は浅漬けにした馬込半白胡瓜と日頃食べている胡瓜の両方を食べて楽しみました。
毎年快く授業をさせて頂ける池上第二小学校の先生方、関係者の方に感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございます。
こちらの活動に参加してみたい。と思う方は直接ミレさんにお問い合わせくださいませ。